【生きているという感覚】「安心して苦しめる場所」があった/映画『まさゆめ』予告編
小田香監督『Underground アンダーグラウンド』(24)に出演し、鮮烈な印象を残した映像作家・ダンサーの吉開菜央。
『ほったまるびより』(15)、『Grand Bouquet』(19/カンヌ国際映画祭監督週間出品)、『Shari』(22/ロッテルダム国際映画祭短・中編部門出品)と、映像と身体表現の可能性を探求し、独自の映画世界を磨き上げてきた。
最新作となる『まさゆめ』は、監督が自分自身にカメラを向け、生活と併走しながらつくられた映画だ。
この度、解禁となった予告編では、雪深い山中に自らの体を横たえる吉開自身の姿から幕を開ける。心と体の不調、更には母を突然亡くした喪失感。その最中、禅寺で修行をすることになるのだが、予告編では「安心して苦しめる場所がこの世にあるということを、母にも教えてあげたかった」という吉開のナレーションが心に残る。
続けて、禅寺での生活―食事を作り、食べて、眠る…の穏やかな生活の一部分を垣間見ることができる。
また映像作家の小森はるかの「『まさゆめ』を観終えたら、自分のからだが変わっていた」(全文は後述)、本作の一部の撮影を担当した同じく映画作家の小田香による「この映画が吉開さんによって作られて良かった。個人はこんなにも普遍で、ひとりにひとつの深海。宇宙。」というコメントも予告編中に使用されている。
加えて8ミリフィルム、スチール写真、アニメーション、舞台映像など、あらゆる映像フッテージも挿入されており、果たしてどのような仕上がりとなっているのか、興味の尽きない内容になっている。
ひとりの映像作家が自分自身の心と体に向き合い、描き出されるその世界は、セルフドキュメンタリーの枠を超えて、観る人の記憶や経験と繋がる普遍的な長編映画として完成した。
『まさゆめ』は2026年8月28日公開
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■[動画]米津玄師MV『Lemon』で出演・振付を担当した吉開菜央/特集上映『吉開菜央特集:Dancing Films』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=tIwA4PMztq8
■[動画]米津玄師「Lemon」MVの吉開菜央、時空を超える存在を体現/映画『Underground アンダーグラウンド』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=8rLkp86DVQA
#吉開菜央#まさゆめ#ドキュメンタリー
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