今季最強寒波 大雪に十分注意を【熊本】 (25/02/03 19:00)
気象台は、今回の寒気と似た過去の気象状況として、天草市牛深で13センチの積雪があったおととし1月の事例を挙げています。
九州北部地方の上空1500メートル付近には、4日から木曜日ごろにかけて今季最も強いマイナス12度以下の寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。
このため県内は4日から木曜日ごろにかけて平地、山地ともに大雪となり、雪が同じ所で降り続いた場合には、警報級の大雪となる可能性もあります。
夕方までの24時間に予想される雪の深さは、平地の多い所で4日までが7センチ、5日までが10センチ、木曜日までが7センチとなっています。
また、標高200メートル以上の山地は4日までが15センチ、5日までが20センチ、木曜日までが15センチとなっています。
気象台は今回と同じレベルの寒気が流れ込んだ例として、おととし1月24日から25日にかけてをあげています。
この時は天草市牛深で13センチ、水俣市で5センチなど各地で雪が積もり、スリップ事故が相次ぐなどしました。
気象台は交通障害や農作物の管理、着雪や低温などに十分注意するよう呼びかけています。