市民の足として50年 札幌市営地下鉄東西線の発展の歴史と今後の延伸計画が直面する課題
板垣武四市長(当時)
「利用される多くの市民の皆さんの喜び、工事に当たられました関係の皆さんの感激はいかばかりかと」。
札幌の地下鉄東西線は1976年6月10日、琴似駅と白石駅の間で開業しました。開業後の初年度は1日平均13万8000人の利用がありました。
開業から6年後の1982年には副都心としての開発が進む新さっぽろ駅まで延びました。延伸により1日の利用者は平均20万人を超えました。
1995年には西区や手稲区の急速な人口増加に伴うバス渋滞の解消のため、延伸工事がはじまりました。
宮の沢駅までの開業は1999年です。駅にはバスターミナルがつくられ、交通の一大拠点となりました。
宮の沢駅 駅長)
「感無量ですね、いままで長い間地域の皆さんが待ち望んでいたのが、やっと望みが叶った」。
客)
「いままでだと琴似から乗り継ぎなんですがそのまま直接街中までいけるのでとても便利です」。
東西線の利用者はコロナ禍以降、札幌の観光客増加などで増加傾向にあり昨年度は過去最多1日あたりおよそ25万9000人が利用しました。
こうした中、手稲区への延伸を求めている市民団体は高架方式での建設コスト削減案を勉強会の中で提示しています。しかし、最新の国勢調査では札幌市内の人口は減少に転じていて、延伸は採算性の確保が課題となっています。
札幌市 秋元市長)
「どうしても国の許認可が最終的には要りますので、事業の採算性が重要になって、なかなか具体的な話になっていないのが現状です」。
札幌市は今年度、公共交通の見直しに向け調査費およそ1000万円を計上。東西線が今後、どう変わっていくのか注目です。
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