【奥能登新病院の分科会】“ワンホスピタル体制”を了承 分べんの可能性探りスペース求める声も
奥能登に新たに整備される新病院に分べん機能をもたせるかどうか。専門家による分科会は、分べんは医療体制の整った七尾市や金沢市の病院で行うとする案を了承しました。
この動画の記事を読む>
https://news.ntv.co.jp/n/ktk/category/society/kt150d8b1bf4d94f4db50a925d54c5feb6
奥能登の新病院での分べんを巡る議論の中で、石川県が提案している仕組みがワンホスピタル体制です。
産前や産後の検診などは新病院で担う一方、分べんは医療従事者や設備が充実している七尾と金沢の病院で行います。
その上で、妊婦や家族の負担軽減のため、事前宿泊制度の充実や救急搬送体制の充実などを挙げています。
交代勤務に対応できる複数の医療従事者を確保するのは、難しいというのが背景にあります。
専門家による分科会で、金沢の医療従事者からは「母子の安全確保が何よりも大切」として、ワンホスピタル体制に賛同する声が相次ぎました。
一方、この制度では、奥能登では出産できないとして反発してきた能登の自治体や病院からは…
■穴水町・宮崎 高裕 副町長:
「距離的な不安を取り除くためには地元での分べん体制が必要なのではないかと感じています。今の段階で分娩あきらめてしまうことがないように」
■珠洲市総合病院・浜田 秀剛 病院長:
「7、8年先に新病院が動き出したときに可能性を、そこでお産ができる可能性だけでも残して」
新病院に、ハード面だけでも分べんできるスペースを作ってほしいという意見が多数上がりました。
今後も引き続き、医療従事者の確保を国に要望するなど、分べんの可能性を探り続けるとした上で、分科会は取りまとめ案を概ね了承しました。
■産科医療 小児医療分科会・谷内江 昭宏 座長:
「移動の不安、負担があるのは事実ですし、それに対してどういう工夫を重ねていったらいいかは、行政と協力しながらいろんな工夫をさらに考えていかなければならない」
石川県では、今年度中に新病院の基本構想をまとめる方針です。
#奥能登新病院 #分べん機能 #ワンホスピタル体制 #能登半島地震 #石川 #テレビ金沢 #ニュース













