最大級の腹痛発生、「ケツ断」迫られる。警戒続く【どうでもいい日常のニュース】
中学生の頃はトイレを確保するため誰よりも早く登校し個室を占領していました。
まともに使える綺麗なトイレが一つしかなかったためです。
しかし、僕のほかにもう一人おなかが弱いヤツがいたらしく、そいつが先に入っていた場合は絶望です。
個室の扉の隙間から赤いVANSのスニーカーが見えたときは、あきらめて他をあたるしかありませんでした。
なので確実にトイレを使うために僕はいままでより5分早く登校するようになります。
そうすると、そいつは僕よりさらに5分早く登校するようになったのです。
こちらも負けじとまたさらに登校時間を早め、彼もまたそれをさらに上回ってきます。
いわゆるライバル関係というやつですね。
気づいたら登校時間の2時間も前に登校するようになってました。
もはやこれは部活の朝練です。うんこ部でしょうか。
彼とは一度も顔を合わせたことがありませんでした。が、確実に宿敵であり戦友でした。
そんな日々を過ごし、ついに卒業式を迎えます。
式の途中、ぼくの前の席からちらっと見えたのがあの憎き赤いVANSです。
ぼくは、そいつの席を軽く蹴ってやりました。
そいつは振り向き、僕の黒いSAMBAのスニーカーをしばらく見つめたのち、僕の目を見て笑いかけ、言いました。
「卒業おめでとう」
「お前もな」
彼は今も、昨日の僕のように、どこかでうんこをしていると思います。
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