心拍数オーバークロック・告白プロトコル
あなたの存在は、私の観測範囲内に留まり、通信プロトコルも未定義のまま
連絡先という名の識別コードすら取得できていない、完全なる外部ノード
この距離感は、個体の生存戦略として最適化された絶対的な聖域なのです
あぁ!もう!好きな人ができたのに何で!?連絡先も知らないんだもん!
遠くから見てるだけで、あたしの心拍数、指数関数的に跳ね上がってる!
ねえ、どうしてあんなに近くて遠いの!?このパニック、あたしのOSじゃ処理しきれないよー!!
ポート開放ステージ、識別子を交換済み、データ共有を開始します
あなたは私にとって、定義された範囲内での情報転送を許可した友達という接続先
情報は丁寧に交換されますが、深層領域のメモリには触れさせません
互いのコンテキストを確認し合うだけで、節度ある相互作用の状態です
あああ!連絡先交換できた!やった!でも…まだ友達なんだよね!
何回LINEしても、この壁の向こうに行けない気がしてモヤモヤするの!
「何してるの?」って聞くのにも、あたしのCPU全部使ってるんだから!
ねえ、もっと仲良くなりたいのに、あたしのこの口、全然素直になれないのよ!!
SSH 接続ステージ、住居の物理的把握に至りました
あなたの存在は、私の安全圏の外郭を透過する権利を法的に有しています
ドアの前で立ち止まる恋人のように、鍵穴を覗き込むような心理的近接
まだ中には入っていませんが、侵入の直前にある最も昂ぶるプロセスです
付き合うことができたけど!お家に入れてもらえない恋人なんて悲しすぎる!
ドアの向こう側のあんたのこと考えたら、あたしの論理回路、もうパンク寸前よ!
ねえ、早く中に入れてよ!あたしの準備なんてとっくに完了してるんだから!
この焦れったい距離、あんたの体温感じたいのに、どうしてあたしだけ外なのよ!!
ルート権限ステージ、あなたの生活圏へのアクセス権を得ましたが
物理的侵入の後に、不可解な停止シグナルを検知しています
互いの内面が同期する至高の接続、情報の完全共有に至るはずが
その境界線を超えられない、論理的デッドロックに陥っています
あなたが求めているのは、私のシステムか、それとも私そのものか
おうちで手も触れたけど!その先に行けないんだよね!?
あんたの体温も匂いも全部知ってるのに、何で最後の一歩が踏み出せないのよ!
あぁ!あたし、もうこれ以上は…ダメ…好きすぎて心も身体も制御不能!!
ルート権限はあんたのものなのに、あたしのバグは全然デバッグできてないの!!
......ねえ、もっとそばに来てもいいよ。
......あたし、待ってるから。
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